
2023年に劇団生田輝の第二回公演作品として上演された朗読劇『月夜の人形』の舞台化が決定!11月1日(土)~11月3日(月・祝)まで、神奈川・横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホールにて上演される。
ある日届いた美しい人形へ次第に思いを募らせていく青年トニの数奇な運命を描く舞台『月夜の人形』。劇団生田輝・主宰の生田輝が脚本と演出を務め、作者役としても出演。主人公トニを声優や俳優として活躍中の土屋神葉が演じる。ほかにも七木奏音、小山百代、真野拓実、小泉萌香らが出演する本公演の発表に際し、生田輝をはじめ、出演者たちからもコメントが到着した。
コメント
トニ役:土屋神葉
主人公・トニを演じます、土屋神葉です。
この物語を初めて読んだとき、「観てくださる人の価値観を根底から揺さぶる作品になるのではないか」と感じました。
「愛する」とは何か。
「信じる」とは何か。
まるで“心の手鏡”をそっと渡されたような余韻が胸に残りました。
舞台を観てくださる方々にも同じように、“心の手鏡”をそっとお渡しできたらと、今からワクワクしています。
公演は11月1日・2日・3日。
きっと、あっという間にやってきます。
お席のご予約は、ぜひ、お早めに…!
それでは月夜の晩に、赤レンガ倉庫でお会いしましょう。
イリス役:七木奏音
物語を読み終えたとき、思わず天井を見上げて…夢を見てるような気持ちになりました。人間らしく、色々な感情に潜り込んで、だけどどこか透明感のある儚い時間を、大好きで尊敬が止まない生田輝さん演出のもと、まばたきチャンスをうかがいながら皆さまと稽古できるのが本当に楽しみです!
ここに出てくる登場人物ひとりひとりに出逢えて良かったなぁと思えるような演劇の時間になるんじゃないかなと思います。苦くあたたかい空間を、横浜赤レンガ倉庫で是非!
サラ役:小山百代
『月夜の人形』に出演します。
小山百代です。
ここ数年いつも生田輝という存在に助けられてきました。
そんな彼女の脚本・演出。
信頼できる大切な仲間たちと共に、生田さんが生み出したこのお話を紡ぐ1人でいられることが誇らしく、嬉しい気持ちでいっぱいです。
11月、劇場でお会いできますように。
ご来場お待ちしております!
アレン役:真野拓実
生田輝さんが紡ぐ『月夜の人形』に出演させていただきます!
愛ゆえに、様々な問題にぶつかりながらもそれでも選び抜く。
そんな姿を、幻想的な世界観でお届けします!
今から作品を創り上げていくのが楽しみです!
儚くも美しい素敵な時間を皆様に提供出来るよう努めます。
御来場、お待ちしております。
ルーナ役:小泉萌香
舞台『月夜の人形』にルーナ役で出演させていただきます小泉萌香です!
前々から生田輝ちゃんが脚本の舞台に立ちたい!と思っていたので、ようやく立てる時が来て本当に嬉しいです!
とても仲のいいキャストもいるので、賑やかな稽古場になりそうで今からとても楽しみです!
素敵な作品になるように頑張りたいと思いますので、応援のほどよろしくお願いします!
作者役・脚本・演出:生田輝
私が初めて舞台の脚本を書いたのは学生時代の文化祭でした。
そこから時を経て、まさか自分が脚本・演出という肩書きの作品をお客様に観ていただける日が来るだなんて…本当に人生何があるかわかりませんね。
そう、例えば人生を変えてしまうような恋も、実は突然にやってきたりします。これは、そんなお話です。
信頼できる素晴らしいキャスト・スタッフ陣のお力をお借りして、
粉骨砕身で臨みます!冬の赤レンガ倉庫にて、ご来場心よりお待ちしております。
8月16日(土)からは本公演のオフィシャル先行受付などが開始。ローソンチケットでは10月4日(土)12:00からの一般発売に先駆け、9月6日(土)12:00~9月14日(日)23:59までプレリクエスト抽選先行の実施を予定している。
あらすじ
「今日も何もない一日が終わる」
トニは人生の波をゆらゆらと漂っていた。
ある日、彼の元へ贈り物が届く。
それは生きている人間と見間違えるほど精巧で美しい人形だった。
彼は次第に彼女への思いを募らせていく。
そんな中、幼馴染に月光祭へ行こうと誘われるトニ。
この街では、月光祭の夜に月の女神が願いを叶えてくれるという言い伝えがある。
彼は人形と話がしたいと願い、気まぐれな女神は彼に問いかけた。
「たとえ、失うものがあったとしても?」
本当の幸福とは何か。これは、彼の数奇な人生を辿る物語。