
寺山修司氏が美輪明宏を主演に迎え1967年演劇実験室◎天井棧敷で初演された伝説の作品「毛皮のマリー」。
昨日、新国立劇場中劇場にて開幕しました。
舞台は、擬古典的に装われた贅沢な一室。日本一ゴージャスな美貌の男娼毛皮のマリーと応接間の大草原を捕虫網片手に蝶を追いかける絶世の美少年・欣也の壮絶な近親愛と近親憎悪の親子の物語です。
美輪明宏自身の演出により、この“はかなくも妖しく哀しい物語”が、頽廃美あふれるゴージャスにして魅惑的な世界として描かれています。
舞台は、マリーと欣也の感動的で美しいツーショットで幕と閉じます。
初日公演のカーテンコールは、観客にスタンディングオーベーションで迎えられました。
<四月二日「毛皮のマリー」初日にあたっての、演出・主演の美輪明宏氏コメント>
天才詩人寺山修司の大傑作をお見逃しになれば、一生の後悔になります。
このようなお芝居は、今の世界には存在しない稀有な芸術性の高い演劇です。
誰もが優しい人になれます。
撮影:御堂義乘