2020年1月、下北沢OFF・OFFシアターにてStokes/Park 2nd『フィルタリング』が上演される。
旗揚げ公演となった前作『BRIDGE×WORD』以来1年ぶりとなる本作は、自身も小学校・中学社会の教員免許を所持する白鳥雄介がおくる、学校が舞台の非・密室劇。
人が人を評価する基準は何なのか?他人を評価する教師はほんとうに公明正大な存在なのか?クラス編成会議を題材に、善悪なんかじゃ語れない教師たちの「正義」を描く。
キャストには、大河ドラマ『真田丸』や朝の連続テレビ小説『なつぞら』、TVドラマ『警視庁・捜査一課長スペシャル』(EX)など出演多数、コメディからシリアスまでこなす「ちょっと面白い俳優」大野泰広、堤幸彦プロデュースのガールズユニット「上野パンダ島ビキニーズ」の一員であり、舞台を中心に活躍する小田切瑠衣、東京セレソンDX解散公演『笑う巨塔』、映画『愛の渦』、バラエティ『ロンドンハーツ』(EX)などに出演し幅広い活躍を見せる信江勇、江古田のガールズ 10周年記念特別公演『地獄』に出演、劇団モンキーチョップ主宰としてコント脚本も手掛ける塚原直彦、東京ハイビームに所属し、主演舞台『ゴーストよ、こんにちわ』にて海外公演の経験もある藤村直樹を迎え、さらに、Stokes/Park 1st『BRIDGE×WORD』から引き続いての出演となる太田知咲(DEAD STOCK UNION)、田中達也、十河大地(宝映テレビプロダクション)、内田めぐみ(ソラカメ)、追加キャストとして小笠原里緒、田畑賢人ら、白鳥が絶大な信頼を寄せる俳優たちが集結。多彩な顔ぶれが揃った。
公演は1/29(水)から。チケット発売中。
【あらすじ】
「この子がほしい」「あの子はいらない」
学校、の会議室。来年度の春に向けて、クラス編成の会議が行われていた。
「この子がほしい」「あの子がほしい」
「この子はあげる」「あの子はいらない」
教師たちが優秀な生徒を取り合う壮絶差別的視点……??
教師たちにとって、そんなことはどうでもよかった。
大事なものは、どこにある?
1年ぶりのStokes/Parkは、個性的なキャストを迎えて送る
情報ダダ漏れの非・密室劇!!教師たちよ!!おまえの正義を振りかざせ!!
●主宰 白鳥雄介 コメント
“歪んでるよね?”って笑顔で言われたときに、ハッとしたんです。
僕の中にある何かしらは、真っ直ぐなものじゃないのかもって。
作家をしていると、できるなら多くのお客さんに楽しんでもらえるものを!って時々考えたりするんですが、僕が持ち合わせてる「楽しい」の基準なんてものは、歪んでいるのかもしれない。「歪んでるよね?」って笑顔で言ったあの人だって歪んでるかもしれない。
学校のクラス編成会議を題材にしました。
真っ直ぐに生徒たちを想う先生を描こうと思います。
先生、きっと生徒への愛を優先するのかな?でも家族だっているよ?
大切なのはなんなんだい?
9人の素晴らしい役者さんたちと、向こう側に見える明るい未来を探せたらいいのかもしれないけど、その道中はきっと歪んでいると思う。沢山遠回りしてきます。
●Stokes/Parkとは
ストークスパーク。白鳥雄介主宰の舞台ユニット。2018年旗揚げ。
情熱を燃やす場所。心の火を大きくする場所。