屋良朝幸主演 ハートフル音楽劇『イキヌクキセキ~十年目の願い~』第2弾出演者発表!!

2021.05.24

松平 健、松本明子、ヒデ(ペナルティ)、真砂京之介、清水大樹、志保、橘 二葉(東京パフォーマンスドール)ら多彩で個性豊かな実力派俳優ら出演決定!!

第2弾出演者発表として、被災地の仲間たちが集う「元気食堂」を営むオーナー=木島 晃役に、松平 健。主人公の鈴木大樹らに『幻の卒業式』の計画を提案する海産工場社長で婦人会会長=大山聖子役に松本明子。役場の観光課に勤め復興に尽くす職員=田島慎吾役にヒデ(ペナルティ)。地元の漁協組合長=淡島秀夫役に真砂京之介。大樹と高校時代の同級生=中島 博役に清水大樹、名取慶子役に志保、大山聖子の養女=大城ユキ役に橘 二葉(東京パフォーマンスドール)といった、多彩で異色な実力派俳優の出演が決定した。

 

あらすじ

東日本大震災から10年が経った。多くの人々が被災し、人々の人生は、それを境に変わってしまった。年月は流れ、街の様子は少しずつ復興へと向かったものの、人々の心の傷はいえることはなかった。震災で両親を失い、東京でダンサーになる夢をかなえようと故郷を離れた鈴木大樹は、度重なる辛い出来事にあい、思い悩んだ末に岩手・大槌町にある「風の電話」を訪ね、同郷で「元気食堂」を営む木島晃と出会い故郷に帰ることを決心する。「元気食堂」でアルバイトをはじめる大樹。週末になると高校時代の同級生たちや常連客が食堂に集まり、歌を歌ったり、話をするなど絆を深めていた。そして、震災によって叶わず幻となった高校の卒業式を10年目にして行う計画を立てるのであったが、その事で思いもよらない真実が見えて来る・・・。 故郷を離れた人、地元に残った人、それぞれの10年間をイキヌクことだけに懸命になり見えていなかった糸が、運命という力で 一つ一つ繋がり始める。

 

コメント

《屋良朝幸》
東日本大震災から10年後、ダンサーになる夢を追っている鈴木大樹役を演じさせていただきます。今作をやらせていただくにあたり、被災地の今の状況や、被災された方々の想いを、大樹との共通点を見つけながら自分なりに誠実に演じられたらと思っています。観ていただいた方に、明るく、ハートフルな気持ちになっていただけるような作品になればと思います。

《浜中文一》
屋良くんとまた再びお芝居ができると思うと、とても楽しみです。被災者の方々の思いを全てわかっているわけではありませんが、一生懸命にやらせてもらいます。この世の中の状況で、この作品を見て少しでも皆さんの心に良い作用が起こるような、そんな作品にしたいです。まだまだ不安な日々が続きますが、皆様、一緒に頑張りましょう。

《松本明子》
10年前のあの日のことは私達にとって決して忘れられない、忘れてはならない出来事です。被災された皆様のお気持ちに少しでも寄り添えるよう、未来に向かって明るく強く歩き続ける女性を一生懸命演じ、歌いたいと思います。素晴らしい作品に出させていただけることに感謝しております。

《ヒデ(ペナルティ)》
東日本大震災被災地の役場観光課の役をやらせて頂きます。役柄からとても自然に演じられる気がしてますが、一言一言に魂を込めて、世界観を表現出来たらと考えております。この作品を通じて、震災当時、そして現在の被災地の現状、被災され方々の生の声も届けられたらと思います。これからも共に歩めるように……。

《清水大樹》
僕は普段、変に考えすぎる性格で、僕が震災について触れても軽く聞こえてしまうかなと思い、ずっと発信出来ずにいました。なので今回「イキヌクキセキ~十年目の願い~」を通して発信し、皆様に少しでも元気と勇気を与えられたら、とても嬉しく思います。主演の屋良さんをはじめ、皆さんエンタメのプロフェッショナルの方々なので、僕もその中の一員になって、皆様に力を与えられるよう全力で頑張ります! 楽しみにしていて下さい!

《松平 健》
東日本大震災から10年──。この年月が長かったのか短かったのか、去来するものはそれぞれです。あの日、東京にいた私も激しい揺れを経験し、刻々と伝えられる災害の大きさにただ言葉をなくしました。今、あの時直面された方たちの思いを、時を経て歩み出した新たな人生を、少しでもお届けできればと思います。コロナ禍という未曽有の状況下に身を置く私たちですが、この作品が心温まるひとときになれば幸いです。