“今月の”優先順位高めです【2022年10 月号】

2022.10.01

10月になりました。今年も残すところあと3ヶ月。早いですね。だいぶ涼しくなってきました。秋と言えば芸術の秋!みなさまいろいろな芸術に触れてもらえるといいなと思います。ローチケ演劇部としましては、そのいろいろある芸術の中から「演劇・ミュージカル」ジャンルを選んでもらえると嬉しいなと思います。と、そんな感じで参考にしてもらえればの思いをこめて、今月の「優先順位高めです」です。

俳優・ 東野良平の優先順位高め!

9月の観劇で衝撃だったのは庭劇団ペニノ『笑顔の砦』
長い時間をかけて練り上げられた台詞・セットの機能を超えた生活空間の描写・客席まで漂うおでんの香り。人と人の間に生まれる”営み”そのものを堪能する劇空間。
生の演劇でなければ得られない感動がそこにはありました。
秋深まる10月、楽しみな舞台はこちら!

ヨーロッパ企画『あんなに優しかったゴーレム』
2008年初演の”サイコファンタジーコメディ”の14年ぶりリメイク。
「人のファンタジーは別の人にとってはサイコホラー」というコメディの切り口からしてもうおもしろいのですが、シンプルにヨーロッパ企画のみなさんに会えるって楽しみがありますよね。
公式からSNSにアップされている舞台美術の写真をぜひご覧ください!舞台下手を占拠するでっかいゴーレム…これはもうワクワクしちゃいます。
初演は「たしか抱腹絶倒だった」って述懐も素敵。期待しかありません!

シベリア少女鉄道『アイ・アム・ア・ストーリー』
毎回想像の斜め上を突破するアイデアを引っ提げてくるシベ少の最新作。
ひとつのアイデアがシステムにまで昇華されて物語と噛み合い、物語を無視して暴走するラストはいつ観ても爽快。演劇ってこんな遊び方ができちゃうんだ!と脳みそを揺さぶられます。
浅見紘至さんをはじめシステムを遊び尽くすレギュラー陣に、大規模なオーディションを経ての初出演メンバーがどう絡むのかも見所です。
しかも今回、イメージビジュアルを大好きな漫画家のとよ田みのる先生が手掛けていて堪りません…!

WOWOW『パンドラの鐘』3バージョン一挙放送
過去の上演映像放送ですが、あまりにも見逃せないので…!
99年、野田秀樹が蜷川幸雄に書き下ろし、且つNODA・MAP版(世田谷パブリックシアター)と蜷川演出版(Bunkamuraシアターコクーン)に分かれ同時期上演された伝説の戯曲。2022年の杉原邦生演出版が早くも今回放送となり、初演の2バージョンと併せての豪華一挙放送。
2022年版を見逃してしまった僕にとって、願ったり叶ったりの大盤振る舞いです。
HDDレコーダーの容量もしっかり空けて録画準備万全で待機します!一緒に観ましょう!

東野良平
俳優。劇団「地蔵中毒」所属。次回出演→劇団「地蔵中毒」次回公演は12月に下北沢 ザ ・スズナリ!
Twitter:@lycoris1210

俳優・田代明の優先順位高め!

ミュージカル 「キンキーブーツ」がいよいよスタートいたします!私にとってもとても思い出深い作品ですが、この作品が心に深く刻まれている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。シンディ・ローパーが作詞作曲を手掛けた音楽は、刺激的で華やかだけど、家に帰っても口ずさんでしまうようなあたたかみのある曲ばかり。「ありのままの他人を受け入れる」私が作中で1番心に響いたこのセリフ(若干言葉尻ちがうかな?)のように、自分らしく生きる事を全力ハッピーに肯定してくれる作品です。

ダクフェス第10弾「ぴえろ」。3年前くらいからハマりはじめたタクフェスさん。初演、再演、ドラマ化もされている今作が2005年から17年の時を経て遂に上演!何が本当で何が嘘か、サスペンスコメディ作品。タクフェスのオフィシャルYouTube・TikTokでは、舞台のスピンオフドラマも公開されているので必見です!

ミュージカル 「SERI」。目が見えず、話すこともできない少女「千璃(セリ)」を巡る実話。こちらのミュージカルを作っているプロダクション“conSept”さんはPVやフライヤーがおしゃれでいつも気になっていました!YouTube等ぜひ見てみて下さい!!タイトルロールの山口乃々華さんが得意の身体表現にて千璃の魂と実体を演じる姿にも注目です。
また、私も10/5〜10/9までシブゲキにてミュージカル「吾輩は狸である」にヒロイン・ジュリ絵役として出演いたします!芸術の秋!皆様ぜひコメディミュージカルで笑いに来てください!

 

田代明
女優・歌手
北海道札幌市出身。東京藝術大学声楽科卒業。演劇、ミュージカル等、舞台を中心に幅広く活動中。
Twitter:@akkarindays

 

批評家・山﨑健太の優先順位高め!

芸術の秋、到来。今月はせっかくなので私もy/nとして参加する東京芸術祭のプログラムから優先順位高めをご紹介。

まずはシルヴィウ・プルカレーテ演出『スカーレット・プリンセス』。ルーマニアを代表する演出家が今回取り組むのは鶴屋南北『桜姫東文章』の翻案だ。11・12月には同じプルカレーテ演出で佐々木蔵之介が出演する『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』が、2023年2・3月には岡田利規演出による木ノ下歌舞伎『桜姫東文章』が上演される予定。見比べてみるのも面白いはず。

次はakakilike『捌く–Sabaku』。ドキュメンタリー的な手法を用いる倉田翠の作品は「ここにこういう人がいるのだ」ということをいつも鮮烈に感じさせてくれる。今作の「群れのなかで人はソロでいられるか」という問いは「人を個人としてきちんと見ているか」という観客への問いとしても読み換えられそうだ。いずれも現在の日本で改めて問うべき問いだろう。

最後はタイの歴史学者チャーンウィット・カセートシリによるレクチャーパフォーマンス『An Imperial Sake Cup and I ー恩賜の盃と私』。1964年に当時の皇太子から賜った酒盃を起点に、語り手の個人史とタイ・日本両国の歩みが重ね合わせられ語られる。小さな鳥居の模型を前にメモを読み上げるチャーンウィットを写したメインビジュアルもいい。西のKYOTO EXPERIMENTも超充実のラインナップで京都に住みたいくらいですが私はこちらは一部のプログラムしか観られなさそうで残念無念。遠くから念を飛ばしています。

山﨑健太
批評家・ドラマトゥルク。東京芸術祭の一環としてアジアのアーティストとの共同制作のパフォーマンス試作発表『Education (in your language)』を上演します。10/7〜10/9@東京芸術劇場アトリエでお待ちしてます。
Twitter: @yamakenta

ライター・中川實穗の優先順位高め!

10月、出かけやすい気候。うれしいです!

今月はまず、虚構の劇団 解散公演『日本人のへそ』を楽しみにしています。井上ひさしさんの戯曲、鴻上尚史さんの演出、虚構の劇団の解散公演であることへの期待に加え、個人的には、2020年春、払い戻しで次々とチケットがなくなっていくなかギリギリまで手元にあったのがこの虚構の劇団の『日本人のへそ』でした。だから観たい気持ちがこの2年、こびりついていました。その思いが果たされるようなうれしさがあります。串田和美さんの『スカパン』も観たくて仕方がないです。元オンシアター自由劇場の大森博史さんと小日向文世さんや、串田さんのご子息・串田十二夜さん、小日向文世さんのご長男・小日向星一さんの出演ももちろんですが、仕事をする中で、串田さん(の作品)との出会いで人生が変わったような方と何人もお会いしてきました。私自身も串田さんの作品を観劇すると、その時生まれた感情が何年も続いたりする。『スカパン』はそんな串田さんのライフワークですので観たい、そういう気持ちです。ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』も楽しみ。私は、このミュージカルを観て、すごくたくさんのエネルギーや明るさや勇気、素直さが身体の中から湧いてきて、だから今があるんだと言っても過言ではない作品です。今回も素敵な公演になるはずと期待しています。

新国立劇場 開場25周年記念公演『レオポルトシュタット』も楽しみ。2020年1月にロンドンで世界初演を迎えた作品が、小川絵梨子さんの演出で観られるという公演(日本初演)です。ユダヤ人一族の物語で、「戦争、革命、貧困、ナチスの支配、そしてホロコーストに直面した20世紀前半の激動のオーストリアに生きた一族の一大叙事詩」と公式サイトに書かれていました。キャストがおよそ30名だそうで、心が沸きます。パフォーマンス公演『FORMULA』は、俳優でアーティストの森山未來さんと、脳科学者(!)の中野信子さん、世界的ダンサーのエラ・ホチルドさんのコラボレーションが興味深くて興味深くて。なにが起きるかこの目で観たい、感じたい、という気持ちです。

中川實穗
ライター。日本の戯曲が多めですが、ジャンル問わずに観ます!
Twitter:@miho_sgt

ライター・古内かほの優先順位高め!

まず、日本初演のミュージカルでたのしみなのは『ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~』。ベートーベンの生涯を描いた韓国発のミュージカルを、河原雅彦さん演出、中村倫也さん主演で上演。『No.9―不滅の旋律―』や『f f f-フォルティッシッシモ-』など、べートーベンを主人公にした印象深い作品を近年観てきたので、今作ではどんなふうに描かれていくのか、楽曲含めてとても興味が惹かれる作品です。

そして、今月は人気ミュージカルの再演が集結!
まずはやっぱり『エリザベート』ですよね。20年にメモリアルイヤー公演となるはずだったのが、コロナ禍に見舞われ開幕直前で中止に。そのときの思いもあり、2年半越しに観れる歓びはひとしおです。素晴らしい楽曲で紡がれる本作はぜひ人生で一度は観てほしい作品(とはいえ、毎回チケットを取るのに苦労する演目ですが…)。新キャストの方々がエリザベートの世界をどう構築していくのか、そして花總まりさん、愛希れいかさんのさらなる進化を遂げた“シシィ”にも期待しています。

『ジャージー・ボーイズ』もコロナ禍に影響を受けた作品の一つで、前回(20年)は急遽コンサート版として帝国劇場で上演。シアタークリエ、帝劇と経て、日生劇場での本編上演は純粋にたのしみです。大人が観て大満足して帰っていけるこのジュークボックス・ミュージカルは、カーテンコールの最後の最後までたのしみ尽くせる舞台。レジェンドの中川晃教さんはもちろん、今回新たに誕生する花村想太さんのフランキー・ヴァリにも注目です。

そして、観れば必ず明日への活力を貰える『キンキー・ブーツ』。三浦春馬さんのあの素晴らしいローラは、誰にも上書きすることはできない。でも、この作品の持つパワーやメッセージは、きっとどんな人をも照らしてくれる。そういう作品だから、そしてこれからも上演し続けてほしいから、新しい『キンキー・ブーツ』もしっかり見届けたいと思います。


他にも気になるのは、三谷幸喜さん作・演出で、草彅剛さんと香取慎吾さんによる二人芝居『burst!~危険なふたり~』。人生の大半を共に過ごしてきたお二人の二人芝居をぜひ劇場で体感したいです。

古内かほ
ライター。観劇の入り口は小劇場から。近年はミュージカルと宝塚歌劇団を中心に観劇しています。今年はミュージカルのZINEを制作してみたいと思っています。
Twitter:@kahonfuu

ライター・河野桃子の優先順位高め!

芸術祭・演劇祭がめじろおしの秋。
そのなかから一本、ルーマニアの『スカーレット・プリンセス』をご紹介します。というのも2018年初演、2019年再演を現地で観劇し「あれ、進化してる!演劇って成長するんだなぁ」と目の当たりにした記憶が。3年経ち、作品が揉まれてより良くなっていると期待します。歌舞伎の『桜姫東文章』を原案に、コミカルでおどろおどろしく、和を感じさせながらも日本の文化とは異なる表現をお楽しみください!

さて、10月がずっと待ち遠しかったのはこのステージがあったから……と言っても言い過ぎではないです。ミュージカル『キンキーブーツ』がついに開幕!!ありのままを受け入れる……というのがこの作品の大きなテーマのひとつですが、私も劇場で起こることをありのまま受け入れる心で出かけたい、その準備はできています!

ほか、高知県土佐清水市の方言・幡多弁による『いびしない愛』(第26回劇作家協会新人戯曲賞受賞)が、大阪~高知を経てついに東京公演です。劇団名の「ばぶれるりぐる」は高知の方言で「だだをこねてあばれる+こだわる」の意味。高知出身の私も「りぐる(こだわる)」を祖母が使う……くらいの知識しかありませんが、脚本は方言がわからなくても問題なし。コロナ禍のかつお節工場を舞台に、悲喜こもごも背負った人達が交差します。

また日本でも人気の劇作家トム・ストッパードによる新作 『レオポルトシュタット』も期待大。20世紀初頭のユダヤ人居住区・レオポルトシュタットを舞台にした自伝的作品を、小川絵梨子さんが演出します。

河野桃子
ライター。翻訳戯曲と小劇場を中心に、ミュージカルやコンテンポラリーダンスなど「舞台」と名がつくものはなんでも観に行きます!
Twitter:@momo_com

ライター・岩村美佳の優先順位高め!

今月は『エリザベート』 『ジャージー・ボーイズ』『キンキー・ブーツ』という大型ミュージカルが、帝国劇場、日生劇場、東急シアターオーブで、同時上演されます。海外で生まれたミュージカルが日本に渡ってきて、三者三様の形で、それぞれの道を歩みながら、日本で愛される作品になりました。どれも作品のクオリティが高く、はじめてミュージカルをご覧になる方でも楽しめる作品でしょう。2020年4月、開幕直前に公演中止となった『エリザベート』がいよいよ開幕。1996年の宝塚初演からエリザベートを演じ続けてきた花總まりさんの集大成、誕生直前で幻となった山崎育三郎さんのトート、新たなルキーニとルドルフなど、楽しみなことは沢山ありますが、まずは久しぶりに作品世界を堪能したいです。

特別に大好きなミュージカル『ジャーー・ボーイズ』。初演からおひとりでフランキー・ヴァリを演じ続けてきた中川晃教さん率いる<チームBLACK>、新たなフランキー・ヴァリ花村想太さん率いる<チームGREEN>、ふたつのチームに出会える日を指折り数えてきました。さらに、フランキーが入れ替わるシャッフル回が1回ずつありますが、その日限りのどんなチームが生まれるのでしょうか。衣装など新しくなるところもあるそう。『ジャージー・ボーイズ』との再会を心待ちにしています。

3度目の日本版上演となる『キンキー・ブーツ』は、再びキンキーの世界に出会えることが嬉しいです。三浦春馬さんのローラを愛する想いは変わりませんが、城田優さんが演じるローラ誕生に期待して、劇場に向かいたいと思います。

韓国発日本版初上演の『ルードヴィヒ』にも期待。今年はミュージカル三昧の秋を過ごす予定です!

岩村美佳
ライター。フォトグラファー・ライター。初観劇は小学生の時に観た宝塚。ミュージカルを中心に色々と観劇しています。配信観劇も存分に楽しめるようになりました。超絶猫好き。
Twitter:@nyanyaseri

ローチケ演劇部_マロの優先順位高め!

5月に横転により右手首を骨折してから早5ヶ月…私の骨の再生を陰ながら支えてくれていたプレートを除去しました!こらからまたリハビリの日々を頑張りたいと思いつつ、記念にと渡されたプレート(ネジ含む)をどう処理して良いか悩む日々です。

さて、今月の優先順位高め、まずは『盗聴』! 『「盗聴」を行う者と「盗聴」を阻止する者の物語』というシンプルな情報のみで、あとは観る側がストーリーを想像していただきたいとの脚本・演出からのお言葉…。どんな内容なのか、どんな視点で観るのかによっていくつものストーリーが観えてきそうで楽しみです!

映画版は観たことがある『今度は愛妻家』も気になります。映画版ではダメ男&ダメ女達のストーリーにほのぼの&ホロリした記憶が…きっと優しい気持ちにさせてくれることでしょう!
「あなたの妻です」と言って現れたのは、知らない女性だった…というキャッチの『罠』も気になります。多くの演劇ファンの人気を集めてきたという世界の名作ミステリー、衝撃だというラストが今から気になってしょうがありません!

センセーショナルな内容なので悩んでいるけれど気になるのは『パルコ・プロデュース 2022「凍える」』です。きっと深く考えさせられる作品なのだろうと…。主人公がいない3人の物語なので、それぞれの視点から観てみたいです。ラルフの視点は難しそうですが…!

ローチケ演劇部_白の優先順位高め!

だいぶ秋めいてまいりました。

さて、今月の優先順位高めです。
まずは、ダウ90000第4回演劇公演「いちおう捨てるけどとっておく」。なんとかチケット確保済み。ダウ90000のの若さ溢れる感じ、とてもいいですよね。今回は演劇公演ということで、どんな感じになるのか、とても楽しみです。今月はこれがあるから頑張れる。

次に、柳沢茂樹『ひとりで公演2020』。ワワフラ鳥山さんに、エトエ滑川さんが作演で参加されており、これはもう期待しかないです。前回公演は行けなかったので、今回とても楽しみ。今月はこれもあるから頑張れる。

そして、配信ではありますが、明日のアーvol.8 本人コント公演『カニカマの自己喪失』も。8月にやった公演ですけど、わたし何回か観たんですね。で、観るたびにあらたな発見があって、どんどん面白くなっていったんです。配信だったら何時でも何度でも観れますのでおすすめ。
いくつかのコントが抜き出しでYouTubeにあがってますので、まずはそこから。
ホームセンターのコント全編 
コント「死に際にマリメッコの話をする人」

と、変わらず笑いを求めております。

ローチケ演劇部_たの優先順位高め!

毎月この「優先順位高めです」を書こうとしては、〆切に間に合ったり間に合わなかったりしている(た)です。今回は間に合った!

10月、なんとかこれだけは!と思っているのが『A NUMBER』。ふたり芝居と聞いておっと思い、シゲさんと益岡徹さんの共演と聞いておおっと思い、初演のことを調べておおおお??とリアルに声が出ました。2002年の初演、出演がダニエル・クレイグ(映画『007』ジェームズ・ボンド役など)とマイケル・ガンボン(映画ハリーポッターシリーズ、ダンブルドア役など)。演出がスティーブン・ダルドリー(映画『リトル・ダンサー』監督やミュージカル「ビリー・エリオット」演出などなど)だったと言われたらまあ声も出ます。凝縮された70分間、まばたき惜しんで観たいと思います。

ミュージカル『ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~』も楽しみだし、原作をまったく読まずに観てべそべそ泣いたシネマ歌舞伎「ワンピース」は上映期間が短いから気をつけないと。
実りの秋、あちこち足を運んでいきたいと思います。

ローチケ演劇部_まるの優先順位高め!

気づいたら2022年も終盤ですね。
(今さら発表しますが)今年の目標「観劇100本」は達成できそうです。
ただ、量より質!10月も厳選して、観劇したいです。

まずは『美女と野獣』。ディズニー好きとして、外せない名作です。楽曲やストーリーのすばらしさは言うまでもないですが、舞浜アンフィシアターでミュージカルを観るのが初めてなので、観劇体験としても気になるところ(10月観劇予定でしたが行けなくなってしまい、来年1月まで先延ばしになってしまいました。遠い…)

次は言わずと知れた有名作品!海外公演の映像や映画版、楽曲のみ、と少し触れながらも「劇場」では観たことの無いブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』ミュージカル『エリザベート』この大型3作品をぜひ生で観たいです。

最後はミュージカル『The Fantasticks』。日本では、1967年に初演を迎えて以来、55年間上演され続けています。ストーリーは普遍的な恋と人生の物語のようですが、米国におけるミュージカル最長連続上演(42年間17,162回)を記録している不朽の名作。果たして王道ストーリーにどんなエッセンスが詰まっているのか、気になるところです。