劇作家・演出家・映画監督・俳優として活躍する赤堀雅秋が『一人芝居』に挑戦!日替わりゲストに永山瑛太、森山未來 ほか、多彩なメンバーが登場!!

2023.08.04

赤堀雅秋⼀人芝居『日本対俺』を9月25日(月)〜10月1日(日)の間、東京・下北沢ザ・スズナリでの上演が決定した。総合演出は数々のドラマや映画などで活躍する多才なクリエイターの大根仁。作・演出・出演は赤堀雅秋。そして山下敦弘監督による撮り下ろしの「フェイクドキュメンタリーロードムービー」も上映し生の芝居と映像とで構成される。

その気になる詳細も明らかに!赤堀雅秋の短編一人芝居を数本と、山下敦弘監の『フェイクドキュメンタリーショートムービー』映像を数本織り交ぜ構成し上演。そして、各公演の最後には毎日異なるゲストが登場。荒川良々、大久保佳代子、大倉孝二、黒田大輔、田中哲司、永山瑛太、森山未來、八嶋智人といったゲストを日替わりで迎え、赤堀雅秋とゲストの「即興劇」で締めくくる。

⼀人芝居とショートムービーの脚本は赤堀が書き下ろしとなっており、⼀人芝居では「時に無様で、時に滑稽な、世の中にうまく馴染めない市井の人々の機微を描き」、ショートムービーでは「憎めない中年男3人の日常を独自の視点」で描いており、あたかも登場人物の日常を覗き見ているような不思議な感覚、空間へと誘う。また、赤堀とゲストの⼆人芝居は『設定やシチュエーション』のみを決め、「即興劇」にて上演される。

この上演決定に際し、赤堀雅秋と大根仁からコメントが到着した!

赤堀雅秋 コメント

日本対俺。長谷川和彦監督『太陽を盗んだ男』の準備段階において、題名として幾つか挙がった候補の中の⼀つにこれがあった。記憶は定かではないが20年以上前に何かのドキュメンタリーを見ていて、長谷川監督のノートに殴り書きのようにあった『日本対俺』が、あれからずっと頭の片隅にこびりついて離れない。今作はマッチョな精神とは真逆な、そこらに落ちていた棒っきれで見えない巨大な敵と泣き喚きながら戦うイメージ。
初の⼀人芝居。
おそらく最初で最後の所業。勝手にそのタイトルを拝借し、醜態をさらすドキュメンタリー

大根仁 コメント

と、赤堀君は言っているが、総合演出としては最初で最後にするつもりはない。
事の発端は、THE SHAMPOOHAT時代に遡る。
「赤堀君が作る舞台は赤堀君がいちばん面白いんだから、赤堀君が主役をやりなよ」
公演を見るたび、私は言い続けてきた。劇団が解散、演目ごとのカンパニースタイルに移⾏し、大きな劇場や
メジャーキャストで公演をするようになってからも、同じことを言い続けた。
おそらく、赤堀作品を長年観てきた客も、共演した役者ですら、同意見であろう。
だが赤堀君がそれに応じてくれることはなかった。
理由は赤堀君独特のイズムとシャイネス、他役者たちへの配慮だろう。
「じゃあ⼀人芝居でいいから!とにかく赤堀君が主役の舞台を見せてくれよ!!」
鄙びた居酒屋の隅で、半ば恐喝まがいで決まった本企画。
テメエの才能は皆無だが、他人の才能を見抜くことに関しては絶対の自信を持つ私が断言しよう。この舞台は絶対に面白いものになる!そしてレギュラー公演化する!
もはや私は金の匂いすら感じ始めている。

『赤堀の⼀人芝居』『山下監督の映像』『ゲストとの即興劇』、これまでに類を見ない舞台公演に乞うご期待!

チケットは、8月19日(土)より一般発売開始。なお、ローソンチケットでは、一般発売に先駆けて、8月11日(金)10:00~8月14日(月)23:59までプレリクエスト抽選先行受付を予定している。