客席を笑いと感動の涙で包んだ 関西弁リーディングアクトがこの冬帰ってくる!「リーディングアクト一富士茄子牛焦げルギー 2023年上演版」12月に上演決定!!

2023.09.28

「餅が焦げへんようにしてください」
おとんが夢で富士山に頼んだしょうもない願いが叶ってしまった!
もうひとつ、富士山は願いを叶えてくれるというが……

絵本作家たなかしんが描く家族の物語を、「絵」と「音楽」と「朗読」の3つの要素で描き、客席を温かい空間に包んだ作品が、2023年冬に再び帰ってくる!

その温かくユーモアに富んだ作風で全国に多くのファンを持つ明石在住の画家・絵本作家のたなかしん。2019年正月に毎日新聞で小説連載開始、2020年に単行本として出版された「一富士茄子牛焦げルギー」(BL出版)は、第53回日本児童文学者協会新人賞を受賞した。目を引くタイトルは、一見おめでたそうでいて意味はわからない。ただページを開けば⼀瞬にしてその関西風味な世界にハマり、笑っているうちに涙を流していた…そんな家族の物語だ。リーディングアクト「一富士茄子牛焦げルギー」は、この小説を原作にして、3人の俳優が“ぼく”と“おとん”と“おかん”を演じ、時に“語り部”や“ぼくの親友”となり物語を紡いでいく。

本作は、2021年の初演版では“ぼく”を小柴陸、“おとん”を生瀬勝久、“おかん”を沢口靖子が演じ好評を博した。2022年の再演版では、“ぼく”を初演から続投の小柴陸が演じ、新キャストとして、“おとん”に橋本さとし、“おかん”に羽野晶紀を迎えた。そして、今年2023年上演版では、橋本さとし、羽野晶紀が引き続き出演、“ぼく”にLilかんさいの岡崎彪太郎を迎えて、新たな家族像を作り上げる。そして、演出は初演から引き続き、演劇界の第一線で活躍し、コンサートの演出なども手がける河原雅彦が務める。

アフターコロナへと向かうこの時期に、多くの大人たちや子どもたちに、「生で味わう感動」を知ってもらい、うつむきがちな生活に「笑い」を届け、「人との繋がりの暖かさ」を一冊の本とともにそれぞれの生活に持ち帰っていただきたい、そんな思いを込め、3回目の上演を果たす。この上演発表に際して、今回“ぼく”役に挑戦するLilかんさいの岡崎彪太郎は、次のようなコメントを残した。

岡崎彪太郎:ぼく役 コメント

“ぼく”役を演じさせていただきます、Lilかんさいの岡崎彪太郎です。初めてこのお話を聞いたとき、共演させていただくキャストさんの豪華さにとても驚きました。また今回僕は初めて外部の舞台に出演するのでとても緊張しています。そして何より主演を務めさせていただくということに対し、嬉しいと同時にそれ相応のプレッシャーを感じています。まだ稽古は始まっていないのですが、初単独主演のこの舞台で必ず何か得られるように、ご来場いただく方にとってもいい思い出にできるように精進して参ります。

※岡崎彪太郎の「崎」の字は、(タツサキ)が正式表記

本公演のチケットは、11月に発売予定。詳細は、決まり次第ローチケ(webサイト)内でお知らせいたします。