ブス会*新作公演、鈴木砂羽主演『エーデルワイス』ビジュアル解禁!『女のみち2012再演』の上映&トークイベントも開催決定!

2018.11.08

2019年春、東京芸術劇場 シアターイーストにて上演される第7回ブス会*『エーデルワイス』のビジュアルが解禁となった。

「高嶺の花とは、崖っぷちに咲く花。」というキャッチコピーが記されたビジュアルには、主演鈴木砂羽のアップ写真が堂々と掲載。ブス会*に現れたミューズにふさわしく、シンプルではあるが非常に強いインパクトを持つ。また、空と海を臨む崖で、鈴木砂羽が真っ白なワンピースに身を包み風を浴びるビジュアルも公開された。

現代日本に生きる女性のリアルを容赦なくあぶり出し、上演の度に話題を呼んでいるブス会*渾身の新作『エーデルワイス』。終わりかけた平成の淵で強かに生きる女性を、鈴木砂羽がどのように演じるのか、作・演出ペヤンヌマキとのタッグに期待が高まる。さらに他キャストには水澤紳吾、大和孔太、高野ゆらこ、土佐和成、後藤剛範、藤井千帆、金子清文といった実力派俳優が名を連ねる。

公演に先立ち、ペヤンヌマキと豪華ゲストによる過去作品上映会トークショー11月19日(月)、20日(火)渋谷・UPLINK FACTORYにて行うことも決定した。上映作品は、AV女優を描いたブス会*の代表作『女のみち2012』の東京芸術劇場での2015年再演版『女のみち2012再演』。舞台の裏側や、女にまつわる様々な事柄についてトークが繰り広げられる。トークゲストには次回作出演の鈴木砂羽、高野ゆらこ、藤井千帆のほか、『女のみち2012再演』に出演のもたい陽子、内田慈の登壇も決定!さらにトークと合わせて『エーデルワイス』のチケット即売会も行われる。

またブス会*ホームページにて11月13日(火)~11月21日(水)の期間、オフィシャル先行の実施も決 定。一般発売は12月22日(土)より。

 

【ペヤンヌマキ コメント】

唐突ですが『アーサー王物語』の『ガウェインの結婚』によると、全ての女が最も望むことは自分の意志を持つことで、自分の意志を持とうとした女は“魔女”と罵られ、呪いをかけられて老婆の姿に変えられたそうです。

この大昔の物語の中で描かれているものは、現代の女性にかけられた呪いに通じると思います。自分の意志や欲望に忠実に生きてきた“魔女”が崖っぷちに立たされる…。

崖っぷちに咲くエーデルワイスの花言葉は「尊い思い出」「忍耐」「勇気」。

自分の意志や欲望に忠実に生きてきた女が、取り返しのつかない過去を想い、迷走し、それでも楽しく生きたいともがく。そんな女を鈴木砂羽さんに演じてほしいと思いました。平成最後の春、崖っぷちに立つ昭和の魔女がどんな
花を咲かせるのか?ご期待ください。

ペヤンヌマキ

ブス会*とは

2010年、ぺヤンヌマキが、舞台作品を上演する為に立ち上げたユニット。ぺヤンヌマキとその友人たちが、女だけで集って愚痴や自慢をぶちまけまくる飲み会を「ブス会」と呼んでいたことに端を発する。劇団員を持たず、ぺヤンヌマキが毎回好きなメンバーを集めて作品を上演。女の実態をじわじわと炙り出す作風で、回を追うごとに話題を呼ぶ。立ち上げ当初は、出演者は全員女で女同士の関係における醜くも可笑しい“ブス”な実態を群像劇として描くのが特徴だったが、近年は男も登場させ、様々なアプローチで“女”を描いている。

〈過去公演〉

・第1回ブス会*『女の罪』 2010年7月29日~8月10日 リトルモア地下
・第2回ブス会*『淑女』 2011年4月17日~5月3日 リトルモア地下
・第3回ブス会*『女のみち2012』 2012年10月11日~14日 下北沢ザ・スズナリ
・第4回ブス会*『男たらし』 2014年1月29日~2月4日 下北沢ザ・スズナリ
・第5回ブス会*『女のみち2012 再演』 2015年5月22日~31日東京芸術劇場シアターイースト
・第6回ブス会*『お母さんが一緒』2015年11月19日~30日 下北沢ザ・スズナリ
・ペヤンヌマキ×安藤玉恵生誕40周年記念ブス会*『男女逆転版・痴人の愛』 2017年12月8日~19日 こまばアゴラ劇場
・リーディング『男女逆転版・痴人の愛』
2017年7月 ギャラリースペースしあん(東京都・台東区)
2018年1月 久留米シティプラザ・和室「長盛」(福岡県)
2018年7月 富山能楽堂・茶室(富山県)、大船渡リアスホール・和室(岩手県)

 

ぺヤンヌマキ プロフィール

1976年生まれ、長崎県出身。ブス会*主宰/脚本・演出家
早稲田大学在学中、劇団「ポツドール」の旗揚げに参加。
2004年よりフリーのAV監督(ペヤングマキ名義)として活動する傍ら、劇団ポツドール番外公演‘女’シリーズとして、2006年に「女のみち」、2007年に「女の果て」を上演。(脚本・演出)
2010年、演劇ユニット「ブス会*」を旗揚げ。以降全ての作品の脚本・演出を担当。
第4回ブス会*『男たらし』、第6回ブス会*『お母さんが一緒』が二年連続で岸田國士戯曲賞最終候補作品にノミネートされる。
近年はフリーの映像ディレクター・脚本家としてテレビドラマなども手がける。
BSジャパン「メンズ温泉」(演出)、テレビ東京「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」(演出)
NHK総合「祝女シーズン3」(脚本)、フジテレビ「リテイク 時をかける想い」(脚本)
テレビ東京「恋のツキ」(脚本)、NHKラジオ 劇ラヂ!ライブ「ふたり暮らし」(脚本・演出)
著書に、半自伝的エッセイ『たたかえ!ブス魂~コンプレックスとかエロとか三十路とか』(KKベストセラーズ)、『女の数だけ武器がある。たたかえ!ブス魂』(幻冬舎文庫)がある。

 

●上映会概要

上映作品:第5回ブス会*『女のみち2012再演』
登壇:ペヤンヌマキ
ゲスト:鈴木砂羽(20日)、高野ゆらこ(19日,20日)、藤井千帆(19日,20日)、もたい陽子(19日)、内田慈(19日)
日程:2018/11/19(月)、20(火) 連日19:15開場 / 19:30開演
会場:UPLINK FACTORY FACTORY(1F)
チケット料金:2000円
チケット一般発売:2018/11/7(水)12時~
HP:http://www.uplink.co.jp/
お問合せ:ブス会*メール info@busukai.com