長谷川里桃、野本ほたる インタビュー|おmittガールズ大集合!&りももんバースデー2021

【左】長谷川里桃 【右】野本ほたる

mitt managementに所属する女性で構成された“おmittガールズ”の、初となるイベントが、サンリオピューロランドにて開催決定!第1部では、石川由依、長谷川里桃、野本ほたる、松村芽久未が出演し、田上真里奈、伊藤優衣が映像出演。さらに第2部では、11月24日に23歳を迎える長谷川里桃のバースデーイベントも行われる。果たしてどんなイベントになるのか、長谷川里桃と野本ほたるの2人に話を聞いた。

 

――今回がおmittガールズの初イベントとお聞きしました。そもそも、おmittガールズってどういう集まりなんでしょうか?

長谷川 同じ事務所の女の子たちにユニット名をつけて、今回初めてイベントをさせていただくことになりました!

野本 とはいえ、面識がある子もいれば、ほとんどご挨拶しかしたことのない方もいるんですよ。もちろん、全員ちょっとはお話したりしたことがあるんですけど、一緒の作品に出演した、とかは無いので…。初めて一緒にステージに出る方もいます。

長谷川 まだどんなことをやるのかは分からないんですけど、みなさんと一緒にゲームをやったり、いつもとは違う感じの衣装を着たりする予定です。いつもは女優として、役を背負った形でご覧いただいていますが、私たちの普段の姿を観ていただきたいなと思っているので、ゲーム中にどんな反応をするのかな?とか、楽しんでいただけたらと思います。

野本 どんなイベントになるのか、当日までわからないと思っているんですよ。私と里桃ちゃんはセラミュとか何度か共演していて仲良しですけど、それぞれで関係性も違うし、ファンの方からしても、そういう関係性がわからない人同士が集まるイベントに見えていると思うんです。なので“未知への体験”みたいな感覚で、楽しみにしてもらえたらと思います。私たち自身もそう思っているので(笑)、一緒にワクワクしてください!

 

――今回の大集合で新たな関係性が作られていくことになりそうですね。大先輩など、あまり共演したことのない人とご一緒できるということで、せっかくだからこそ聞いてみたいことはありますか?

長谷川 私、石川由依さんの歌がすごく好きなんです。毎日聴いちゃうくらい大好き。でも、私は歌に苦手意識があって、それでも歌わせていただく機会もあるので、どういうことに気を付けていらっしゃるのか、どういうことを想って歌っていらっしゃるのかは聞いてみたいですね。

野本 実は私、初舞台が由依ちゃんの主演作だったんです。私が小学3年生の時でした。その後も姉妹役などご一緒する機会があり、本当にお姉ちゃんみたいな感覚なんです。だから、普通に由依ちゃんといると、ちょっと末っ子モードに突入しちゃう。すごくリラックスできるんです。でも、ステージの上で一緒になるのは久しぶりなので、どんな感じになるのかな?と思っています。ドキドキワクワクもしているし、でもお姉ちゃんだから安心感もある感じですね。

 

――野本さんと長谷川さんは、もともと仲良しとのことですが、それぞれの意外な一面を知っていたりしますか?

野本 実は…里桃ちゃんはおじさんっぽいところがあります(笑)。

長谷川 すごーい!当たってるよ(笑)。

野本 声も高めですし、見た目もすごくカワイイ女の子の印象なんですけど、実は甘いものがちょっと苦手だったり、ずーっとから揚げ食べていたり(笑)。そういうところが意外ですね。もはや意外じゃ無くなっているかもしれないですけどね。サンリオ大好きな女の子なんですけど、そのイメージとのギャップが大きいです(笑)。

長谷川 本当、そのまんまです。味覚もおじさん(笑)。サンリオは大好きなんですけど、そのイメージで来られたら『えっ、違う人出てる?』って思われちゃうかも。

野本 でも、いいギャップです。そこも魅力的。あとは、シナモロールに会った時の声の高さはものすごいです。鼓膜をやられます。ちょっとでもシナモロールが見えたら、キャーッ!!!ってなるので、逃げた方がいいです(笑)。

長谷川 そんなことないよ~。でも、2部の私のバースデーイベントにはシナモロールが来てくれるんですよ!

野本 だから皆さん、耳栓が必要かもしれませんよ(笑)。

 

――2部も楽しいことになりそうですね(笑)。長谷川さんからみた野本さんはいかがですか?

長谷川 皆さんもご存じかと思いますが、ほたちゃんは本当にカッコいいんです。見た目も、中身もカッコいい。でも、セラミュの稽古場ですごくびっくりしたことがあって…。スタッフの方からセラミュのグッズをいただいたんですけど、それがちょうどランチボックスが入りそうなトートバッグだったんです。5戦士のイラストが描かれていて、ボタンとかもついていないシンプルなものだったんですが、それぞれキーホルダーを付けたりして使っていたんですね。でも、ある日突然、ほたちゃんのバッグだけファスナーが付いていたんです!ファスナー付きのバージョンがあるの?って思ってたら「自分でつけた」って言いだして…お裁縫できるの!?ってビックリしました。本当に、売り物みたいにキレイにファスナーがついていたんです。でも、お裁縫ができる女ってアピールしてないですよね?だから知らない人多いと思う!

野本 お裁縫できる女アピールってナニ(笑)。でも、お裁縫は割となんでもやります。ジャケットのワキを詰めたりできちゃいますね。私、子役の頃からダンスをやっていて、ダンスの衣装って、割と自分で作らなきゃいけないんですよ。母が不器用だったので、結構自分でやっていたので、それでできるようになりました。ダンスやっていた人あるあるかも?

長谷川 すごーい!私、玉留めもできないですよ?

野本 …ミシンは玉留めしなくていいよ(笑)。

長谷川 そうなの?でも私、ミシン壊しちゃう…

 

――仲がいいからこそ知っている意外な一面かもしれませんね。先ほど少し話題に出ましたが、1部にはポチャッコ、2部にはシナモロールが来てくれるそうですが、お好きなサンリオのキャラクターは?

長谷川 私、2~3歳のころの誕生日にシナモロールのぬいぐるみをもらって、そこからずっと一緒にいるんです。一緒に寝ているし、家族旅行に行ってもずっと手に持っていたし、忘れちゃったらすごく泣いたりして大変だったりもしました(笑)。シナモロールとすべての景色を共有したいし、私の命が形として見えるならばシナモロール!っていうくらい、シナモロールが大事です!

野本 これ、ホントなんですよ。お仕事で一緒にヒューストンに行った時、ホテルで同じ部屋だったんですが、寝る前にお母さんに電話しているのかな?と思ったら、シナモロールに話していたんです。飛行機でもシナモロールのために窓際に座って景色を見せてあげてたりしましたね。愛が深いです。

長谷川 深いですよ!見た目もかわいくて、白くてフワフワなところがビジュアルで最も好きなところ。視界に入っただけで、浄化される気がします。あと、シナモロールの公式Twitterがあって、言ってくれることがすごく優しいんです。かわいいの引き出しがすごく多いんですよね。

野本 私はバッドばつ丸が好きですね。でも、ちょっとグッズが少ないんですよ…。黒色枠はクロミが優勢なのかな?家のカギにもバッドばつ丸がついてますし、バッドばつ丸のショートパンツも持っています。気付いたら揃ってきている感じですね。いつぐらいからだろう…?ちょっとカワイイな、と思って買うようになって、いつのまにか集まってきたんですよね。あの鋭い目つきが、自分の目つきの悪さと重なって、親近感が湧いてます(笑)。姉もバッドばつ丸が好きなんですよね。2人で集めている感じです。今回、サンリオピューロランドでイベントをやるので、新しいバッドばつ丸グッズに出会えるかな?

 

――2部は、長谷川さんのバースデーイベント「みーんなニコニコ りももんとおたんじょう会♡」になっています。どんなお誕生会にしたいですか?

長谷川 おととし、初めてバースデーイベントをさせていただいたんですが、その時もサンリオピューロランドで開催したんです。その時は「館のレストラン」だったんですが、今回は、「フェアリーランドシアター」と会場も変わっています。なので、前回人気だった企画ももちろんやりたいですし、よりパワーアップした企画もやってみたいですね。ゲストには、ほたちゃんをはじめ、石川由依さん、松村芽久未さんも居てくださるので、一緒に楽しみたいです!“この人と一緒にいる私ってこんな感じなんだ”って、ファンの方は見てくれるんじゃないかな?どんな反応をするのか、楽しみにしていただけたらと思います。

野本 私たちは、シナモロールの恰好をすればいいのかな?

長谷川 え!してくれるの?

野本 どうだろう(笑)。本番でフタを開けてみたら全然やってないかもしれないですけど、何かお祝いでいろいろできたらいいな。里桃ちゃんのテンションが上がりそうなことをしたいですね。

 

――長谷川さんは今度のお誕生日で23歳になります。どんな23歳になりたいですか?

長谷川 コロナ禍があって、昨年、今年とあまり活動ができなかったので、もっとファンの方たち…“りももんず”のみんなに会える機会が増やせられたらいいな。おしゃべりできるような機会を増やしていきたいです。初めてのお仕事もたくさんあると思うので、初めてなりに一生懸命やりたい。歌とか、自分が苦手だったものにちゃんと向き合う1年にしていきたいです。最近は、カッコいい役をいただくことも増えてきたんですが、自分とのギャップに悩むこともあって。そういうことも、ひとつひとつ丁寧に、前向きに挑戦していきたいです!

 

――野本さんも今後チャレンジしてみたいことはありますか?

野本 3年ほど前から、声のお仕事をさせていただく機会があり、もともと私は自分の声をあんまり好きじゃなかったんです。でも、お仕事をやっていく中で、私の声を好きだと言ってくださる方もいて、“この声って、いいんだ!”と思えるようになってきました。今後も、声を活かした仕事ができたらいいなと思うようになりました。
そして私も、年齢はどんどん大人になっていきます。年齢とともに、ちゃんと大人になれるように、いろんな経験をして、素敵な女性になっていきたいですね。

 

――それぞれチャレンジしてみたい役どころはありますか?

野本 忍んでみたいですね。ニンジャとか?

長谷川 めっちゃピンポイント!

野本 やったことが無い役、でパッと思いついたのがニンジャでした(笑)。割と、前に前に出る役が多かったので、1歩下がって演じるような役をやってみたい。殺陣もやらせていただくことが増えて、めっちゃ楽しかったので自分でも習いに行ったりしています。あとは…まだまだですが、ちょっと先の未来にはお母さん役もやりたいですね。

長谷川 私は、今まで感情をそのまま出すような役が多かったので、ちょっと含ませているような役どころをやってみたいですね。ちょっと掴めないような、ミステリアスな役。…ちょっとミステリアスとは違うかもしれないんですけど(笑)、客席におしりを向けちゃうような役をやってみたいです。絶対にダメじゃないですか。セラミュの時に、「(客席に)おしり向けないで!」ってすっごく怒られたんです、私。でも、背中を向けてみたいんです。

 

――背中で語るような役、カッコいいですもんね。

長谷川 難易度の高いことを言っちゃったかな…でも、頑張ります!

 

――では、今度は5年後10年後にどうなっていたいか、ちょっと遠い先のビジョンをお伺いしたいと思います。

長谷川 ほたちゃん、この前にちょっとこういう話したよね?朗読劇とか、何かひとつ形にしたいね、って。おmittガールズはみんなお芝居ができるし、そうなればいいな。ほたちゃんとは4回くらい共演しているんですけど、それってあんまりないこと。事務所の人と一緒にできることって、実はあんまりないと思うんです。私は事務所の先輩方のことをすごく尊敬しているし、だからこそ、作品としてみなさんとご一緒できる未来があったらいいな、と思います。

野本 里桃ちゃんが今言った通り、それぞれが役者、声優として活躍している方ばかりで、それぞれが芝居に対して熱い想いを持っているんです。だから一緒に作品、ステージを作ることはひとつの目標だと思っています。それがどういう形なのかはまだ見えていないですけど、朗読、舞台、映像作品かも知れませんが、何かそういう形になったら、と思うとワクワクしますね。そして、観てくださる方も、一緒に作品を作っているような感覚になっていただけたらと思います。

 

――イベントを楽しみにしている人にメッセージをお願いします。

野本 本当に気楽な気持ちで、サンリオピューロランドさんに遊びに来るついでに、面白いことやってそうだよ、くらいの感じで来ていただけたら。私たちは目いっぱい、楽しい時間を共有できるようにしますので、ぜひ足を運んでいただけたらと思います!

長谷川 やっぱり、こういう状況下でなかなかみなさんも会えないことも多かったんです。来ていただけたらすごく嬉しいですが、どうしても来られないという方の気持ちも受け止めながら、今回の時間を楽しいものにしていきたいと思っています。本当に、会えるのを楽しみにしています。このイベントがあるから頑張るぞ!この1年走り抜けるぞ!と言う気持ちで、一緒に楽しみにしていただけたら嬉しいです。きっと、いい時間になるはずと信じていますので、ぜひ来てください!よろしくお願いします!

 

ライター:宮崎新之